「そうは言っても喋り足りない」
本日もお疲れ様です、読特のえーるです。
福祉職向けにビジネス書の紹介をしています。
突然ですが、「説明が分かりにくい」と思ったり言われたりしたことはないですか?
「何の話なのか理解できない」
「何を話したいのかわからなくなってしまった」
どちらも経験があるかもしれません。
「それでも話し足りない気がする…」
「言葉が足りていないのでは…」
話が長くなる傾向のある方(私含め)は「必要」と思ってプロセスや経緯を話しがちです。
また、まったく関係のない話を入れてしまい脱線する場合もあります。
直したいけれど、直し方がわからない…
「話し方」の本は数多ありますが、今回はベストセラー著書「1分で話せ」を紹介します。
何のために人は話すのか
そもそも仕事中に他の人と話すのは「何のため」なのでしょうか。
愚痴なら友人や家族でもいいわけですし、話す必要がないのであれば黙々と作業できますよね。
話をする前提として「相手に行動してもらう必要がある」からです。
「コピーしてもらいたいから声をかける」
「契約をしてもらいたいから資料を作る」
「承認してもらいたいからプレゼンを行う」
相手(聞き手)に「何か行動してもらいたいから」話す。
「行動してほしいこと」が伝わらなければ、相手にとっては理解できない話になってしまうのです。
もうひとつの前提として、聞き手は話の内容のうち80%は聞いていない。
相手は「話をほとんど聞いていない」ということです。
何が言いたいのか理解できない長い話…例えば校長先生のありがたい話など、頭に残っている人はどれだけいるでしょうか。
「どう行動してほしいのか」を「短く分かりやすく」話すことが仕事上では必要ということですね。
聞き手に動いてもらうためには?
聞き手に動いてもらうためにはどうすればよいのか?
結局、人は左脳で理解し、右脳で感じて、それでやっと動けるんです。
1分で話せ
と著者が述べているように
「ロジカルに伝える」
↓
「感情が揺さぶられる」「イメージする」
↓
「聞き手の行動」
につながります。
詳しくは「1分で話せ」の著書に記載があるので探してみてくださいね。
福祉の仕事に役立てるために
なぜこの本を紹介したのか。理由は3つあります。
- 単に論理的に話すことが苦手だったから
- 業務に追われているなかでの業務の長話は早く終わらせてほしい
- 同じ業務なのに職員によってやり方が違う(やり方が共有されていない)
これら(1.はちょっと違いますが)は1分で話せるようになればある程度改善されます。
話す技術 + ミスをなくす仕組みづくり でさらなる業務改善も見込めると思います。
ぜひ職場の業務改善に役立ててください。
書籍紹介記事の『無くならないミスの無くし方』はあるの?も参考にしていただければ幸いです。
以上、読特のえーるでした。
コメント